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【商業科】ビジネス講話(第6回)を実施

 

商業科2年次生の「マーケティング」・「商品開発と流通」受講者39名が、「ちはや不動産」代表取締役社長 古宮 竜馬 様より「起業」に関するお話を聞きました。

授業では、起業と会社員(就職)の違いや、会社に属することのメリット・デメリット、起業家マインドなど、古宮様の経験をもとに高校生に分かりやすく説明をしていただきました。

また、グループごとの「模擬起業」をとおして、どのように収益を獲得するかのアイディア出しや、固定費と変動費を考えた利益計画の策定など、起業を身近に感じる体験的活動によって、経営者は様々なことを考える必要があることを学びました。

今回の「起業するということ」の講話を通じて、生徒の将来の選択肢に「起業」が芽生える貴重な機会となりました。

生徒の感想(一部抜粋)
○今回の講話を通して、起業することへの関心が高まりました。お話を聞く前までは、起業は自分には関係ない・選ばれし者しか稼げないと思っていました。ですが、起業は「工夫と努力で無限の可能性がある」ことを知って、自分の力で夢を掴む起業家に大きな憧れを持ち、知識や能力も大切だけど、自分の気持ち次第で未来は変えられるのだと思いました。また、起業は何歳からでも遅くないと思うので、自分のこれからの人生の選択肢に、起業することも考えてみようと思います。そして、夢を追い続けられる人になりたいと思いました。

○今回、古宮さんのお話を聞いて、自分の中に起業という新たな選択肢ができた。会社員は収入が安定していて会社というブランドも使えるメリットがあるが、会社のルール、方針に従わなければならないのに対し、起業をすると自分の考えをそのまま反映させることができて、自分の決断で進めることができると聞いて起業の魅力を知ることができた。それと同時に、成功したら自分のおかげ、失敗したら自分のせいになり、全責任が自分にかかるプレッシャーに耐えられる人が起業に向いているとも感じた。

○講話では、起業するとはどういうことなのか、会社のメリット・デメリット、投資について、金融リテラシーなど起業そのものについてと、起業をするに当たって必要なこと・知っておくことなど、幅広く学ぶことができました。そして、グループワークを通して実際に起業をする体験をしてみて学ぶこともたくさんありました。例えば、何をどれくらいの価格にするのがいいのか、毎月の支出はいくらか、どれくらいの利益が必要なのか、そのための方法など、実際に考えてみないとわからないようなことを行ったので、ただ話を聞くだけより学べることがたくさんありました。講話を経て、大変なことは変わらないけど、やりたいことができるというメリットが大きく、これからの将来の選択肢の一つとして深く知ることができ良かったです。

○起業することは難しいものだと今まで思っていましたが、今回の講話を受けて、起業は自分の強みを最大限に活かすことができること。また、自分で設定した目標を仲間と一緒に達成するために働く事ができる楽しいものだと知ることが出来ました。また、起業はただ楽しいだけでなく、いつ会社が無くなるかわからない、いつ事業が失敗するかわからないなかで、正しい知識と計画でリスクを抑えることができると聞き、起業してがむしゃらに働くだけでなく、自分の会社、事業が明日に残る可能性を少しでも増やしていくことがとても大事だと学ぶことができました。また、お金の流れを理解するのが大切だと聞いて、お金の流れを理解するのは不動産業のみならず、様々な起業や生活の中でも大切だと感じました。

 

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