部活動活動方針

令和5年4月1日

船橋市立船橋高等学校 部活動活動方針 

1 基本方針 

本校部活動は、市の教育大綱及び基本方針を踏まえ、学校教育活動の一環として、教師と生徒、生徒同士の望ましい人間関係を基に、学習意欲の向上や責任感、連帯感、自己肯定感を養うとともに、大会等において生徒が自己実現できるよう高い目標を設定し活動の充実を図ることにより、生涯にわたって豊かにスポーツや文化等に親しむことができるような専門的資質・能力の育成を目指す。 

 2 適切な運営のための体制整備 
(1)方針の策定 
 全職員が、部活動の意義を理解するとともに情報を共有し、相互に理解、支援し 合うなど、組織的に取り組む。 
 顧問は、本校の教育目標、学校規模や特色を踏まえ、生徒のニーズに応え、保護者の意向等を参考にして、活動方針を策定する。 
 顧問は、保護者へ積極的に情報を発信し、理解を得て、互いに連携しながら活動できるよう工夫する。 

(2)指導・運営に係る体制の構築 
➀ 校長は、顧問に年間活動計画を提出させ、必要に応じて、活動実績の確認等を行い、適宜、指導、是正する。 
➁ 校長は、校務の効率的・効果的な実施にあたって、学校全体としての指導・運営に係る体制の構築を図る。 

3 効果的な活動の推進 
(1)適切な指導 
➀ 校長及び顧問は、国や県、市のガイドライン及び本活動方針に則り、生徒の心身の健康管理や事故防止に万全に尽くすとともに、体罰やハラスメントの根絶を徹底する。 
➁ 顧問は、生徒とのコミュニケーションを充分に図り、生徒が主体的に活動を続けられるように留意する。 
 

(2)体罰等の根絶 
➀ 体罰は学校教育法で禁止されていることはもとより、人権尊重の精神に反し、絶対に許されないことである。校長は、顧問が勝利至上主義に偏るあまり、生徒の人格を傷つける言動や体罰を厳しい指導として正当化することのないよう、全職員の共通理解のもと、体罰根絶を徹底する。
➁ 校長は、顧問がパワーハラスメントやセクシャルハラスメント等によって、生徒の人格や尊厳を不当に傷つけることがないよう管理・監督する。 

(3)事故防止への取組 
➀ 顧問は、生徒の心身の発達段階や体力、技術の習得状況等を把握し、環境条件や生徒の体調等の確認をする。
➁ 顧問は、施設や用具を大切にする意識を養うとともに、施設・設備、用具の定期的な点検を行い、管理には万全を期す。
③ 校長は、不測の事態に備え、校内に緊急体制を整える。 


4 活動時間及び休養日の設定 
(1)活動時間について 
➀ 顧問は、生徒の健康状態に配慮しつつ、部の実態に応じて計画的に定めることとする。
2)休養日について 
➀ 顧問は、活動の実態に応じて,休養日を設定する。休養日が設けられなかった場合は、生徒の健康状態等を考慮しながら、他の日を休養日に振り替える。 

 

5 活動環境の整備
(1)保護者との連携 
➀ 顧問は、保護者へ活動方針や活動計画等の情報を積極的に発信し、理解を得て、互いに連携しながら活動できるよう工夫するとともに、年度当初以外にも必要に応じて、保護者会を実施する。 
➁ 顧問は、大会への参加費等の徴収など金銭に関わることについては、事前に校長の許可を得るとともに、会計報告等の作成により、保護者へ適切に説明する。 

(2)地域貢献 
➀ 顧問は、地域との交流を深めるため、地域で行われる行事等に積極的に参加する。 
➁ 顧問は、小中学校等との交流を密にし、合同での練習会や交流会の企画運営をする。
 
(3)情報公開と普及活動 
➀ 校長は、ホームページや公式SNS等を活用し、部の活動方針や活動予定、大会結果等を掲載し、保護者や市民の方々等へ情報を発信し、部活動の取組を広く周知し、保護者や市民に愛される部活動の普及を心がける。 

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