市船NEWS

【商業科】ビジネス講話(第5回)を実施しました

 

商業科2年次生の「マーケティング」・「商品開発と流通」受講者39名が、ソニー生命保険株式会社による「ライフプランニング授業」を受講しました。

 

授業では、グループごとに考えた「家族の夢」や「理想の未来」を入れ込んだライフイベント表について、収入や支出・貯蓄のバランスをライフプランナーにシミュレーションしていただくことで、人生設計とお金に関わる多くの学びを得ることができました。

 

あるグループは当初「2億円の赤字」プランができあがっていましたが、ライフプランナーの助言により改善をした結果、やりたいことを諦めずとも黒字となるプランが完成しました。

今回のライフプランニング授業は、高校2年生の生徒にとって長期的な視点で自身の人生を主体的に考えることができた貴重な経験となりました。

 

生徒の感想(一部抜粋)
〇自分の人生について考え、設計するのはとても楽しいと感じた反面、非常に難しいとも感じました。自分の人生の中でやりたいこと、欲しいものを考えたうえで、お金が必要不可欠という事実を痛感しました。今回の講話では、28歳で既婚者という設定でしたが、実際には結婚するかどうかも自分達で決める必要があったり、子供が欲しいかも決めなくてはいけないのが、大変なことだと感じました。だけど、生きているうちに何がしたいのかを考えるのはすごく楽しいと感じましたし、考えたライフプランを実際に歩みたいとも思いました。講話の最後の方で、「豊か」とは選択肢をたくさん持つことと聞き、すごく納得がいきました。お金だけたくさん持つのではなく、あらゆる道に進めるほうが豊かな人生を歩む事ができると「豊か」の考えを改めることができました。

 

〇「今までで一番、人生について考えた時間」と言えるかなと感じます。自分自身お金を稼げれば何でもいいやと将来についてあまり考えていなかったのですが、今回、自分以外の友人と考えたことで「友人はこれがやりたいのか」、「このプランを自分もやってみたいな」など、まさしく自分の人生にどう色を付けようかと楽しく考えることができました。「ライフプランってこんなとこまで決めるの?」と疑問だったのですが、むしろ細かく入れ込んだからこそ、自分の人生がどうなっていくのかがはっきりするなと気が付きました。

 

〇自分の将来のライフプランニングもすごくしたくなりました!!はじめは2億円の損失でしたが、少し旅行するタイミングを変えたり、こつこつパートをして収入を増やすだけで、お金の流れが全く違いました。はじめはライフプランナーって必要なのかなと少し思っていました。ですが、各グループでやりたいことも夢も違いました。そこにライフプランナーが入ることで夢を叶える手助けをしてくれたり、安心させてくれる役割なのかと実際に体験して思いました。

 

〇ライフプランをつくるにあたって「選択の連続」で大変でした。最初はあまりお金のことを考えずにやりたいことや行きたいところ、進路、働き方を決めた結果赤字となったため、私たちのグループは我慢することを選びました。ですがプランナーさんのお話では我慢以外にも、出費の時期をずらすなどの改善方法もあると聞き、それらを元に改善していった結果、ちゃんと黒字になりました。ライフプランナーさんは自分たちの意見を聞きつつ提案をしてくれ、とても丁寧でした。

 

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